住宅ローンの個人信用情報とは?
個人信用情報(信用情報)とは、住宅ローンに限らず、借入・ローンの支払い履歴などが蓄積された情報です。「個人信用情報」を略して「個信」ともいいます。
いわゆる「ブラックリスト」というもので、住宅ローンの審査ではきわめて、非常に重要な位置づけです。
法令に基づき指定された信用情報機関を指定信用情報機関といい、主な信用情報機関は3つあります。
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author:春日秀典
信用情報とは
信用情報はローンの支払い情報などが蓄積された情報です。非常に重要な個人情報とされています。日本では、法令に基づき指定された信用情報機関を指定信用情報機関といい、主な信用情報機関は3つあります。
全国銀行個人信用情報センター
全国銀行個人信用情報センター(略称「KSC」)は、全国銀行協会(全銀協)が運営する信用情報機関である。保有する信用情報は、加盟する銀行系クレジットカードの情報、銀行など預金取扱金融機関での住宅ローンなどの個人向け融資、中小企業系の法人融資で、代表者個人が連帯保証人として登録されるケースを中心。官報などの事故情報保有期間は10年である。
シー・アイ・シー
株式会社シー・アイ・シーは、クレジットカード発行企業(含む信販会社)と、信用保証会社、自動車や機械等のローン・リース会社、移動体通信事業者、小売店などと、一部の消費者金融会社・銀行・労働金庫・農林中央金庫など、943社が加盟しています。ほかにも、住宅ローンなどの直接融資を提供する預金取扱金融機関(ソニー銀行・イオン銀行など)、銀行本体で発行を行うクレジットカード(三菱UFJ-VISA等)の支払見込可能額調査において、クレジットカードなど商品を限定して加盟しています。原則月1回の更新が会員各社に義務付けられたため、精度が高いとされています。
日本信用情報機構
貸金業者系の信用情報機関です。契約情報のうち延滞情報、本人申告情報の一部は、株式会社シー・アイ・シー、全国銀行個人信用情報センターと交流しています。